東京都小平市(有)藤電設工業 | オーダーメイド・特注のステンレス加工・金属加工、溶接を承ります

042-343-1500

information

なぜ同じミスが繰り返されるのか

― ミスは人ではなく「仕組み」で起きている ―

製造現場でよくある悩みのひとつが、
「同じミスが何度も繰り返される」という問題です。

注意しているはずなのに、また同じ不良が出る。
対策をしたつもりでも、気づけば同じことが起きている。

この原因を「人のミス」として片付けてしまうと、
本質的な改善にはつながりません。

私たちは、ミスが繰り返される原因は
人ではなく“構造”にあると考えています。


ミスはなぜ繰り返されるのか

ミスが繰り返される現場には、いくつかの共通点があります。

・原因が曖昧なまま終わっている

「気をつける」「確認する」といった対策だけで終わってしまうと、
具体的な改善にはなりません。

・個人の経験に依存している

「あの人なら大丈夫」という状態は、
再現性がなく、誰かが抜けた瞬間に崩れます。

・情報が共有されていない

過去のミスが組織として蓄積されていなければ、
同じ問題は何度でも起きます。

つまり、ミスが繰り返されるのは
仕組みとして防げていない状態だと言えます。


ミスの本当の原因は「認識のズレ」

多くの現場では、ミスの原因を

・作業ミス
・操作ミス
・確認不足

と捉えがちです。

しかし実際には、その前段階である
「認識のズレ」 が原因になっていることがほとんどです。

例えば、

・この寸法はどこまで重要なのか
・どの工程が品質に影響するのか
・どこまでが許容範囲なのか

これらの認識が揃っていなければ、
同じ作業でも結果はバラつきます。


藤電設工業で実際に起きた事例

実際に発生した事例として、
当日納期の超短納期特注製作案件がありました。

補強アングルの取付位置に関する寸法記載が図面にない状態で、
過去の類似案件では150mmだったため、
今回も確認を行わず同様に150mmで製作してしまいました。

しかし実際の正しい寸法は200mm。
結果として再製作が必要となるミスにつながりました。

幸い出荷前の検査で発覚し、流出は防げましたが、
当初は「客先の指示漏れ」が原因だと考えていました。

しかし振り返ると本当の原因は、

「過去の経験による思い込み」と「確認を省略した判断」

つまり、
作業ミスではなく
認識が揃っていなかったこと にありました。


ミスを防ぐために必要な3つの視点

この経験を踏まえ、私たちは次の3つを重視しています。

① 認識を揃える

作業手順だけでなく、
「なぜこの作業が必要なのか」を共有すること。

② 判断基準を明確にする

「どこまでがOKで、どこからがNGなのか」この基準が曖昧なままだと、判断はブレます。

③ 組織として蓄積する

ミスを個人の経験で終わらせず、組織の知識として残すこと。


仕組みで防ぐという考え方

この事例を受けて藤電設工業では、

「寸法記載がない図面は製作を進めない」

というルールを徹底しました。

一見当たり前に思えるルールでも、
超短納期という状況では

「大丈夫だろう」

という判断が入りやすくなります。

だからこそ重要なのは、

どんな状況でもブレない判断基準を持つことです。

たとえ納期が厳しくても、
確認が取れるまでは作業を進めない。

この判断基準が、再発防止につながります。


ミスは現場だけの問題ではない

今回のケースから分かるように、
ミスは現場だけで完結する問題ではありません。

特に短納期案件では、

・設計
・発注
・製造

すべての段階で認識が揃っていなければ、
ズレは必ず発生します。

本来であれば、

図面提出前の段階でチェック機構を設けること

これが重要になります。


強い工場は「ミスを仕組みで防ぐ」

品質が安定している工場は、
ミスが起きないわけではありません。

違いは、

同じミスを繰り返さない仕組みがあること

です。

・判断基準が明確
・情報が蓄積されている
・認識が揃っている

この状態があるからこそ、
再現性のある品質が生まれます。


■藤電設工業の考え方

藤電設工業では、ミスを

「人の問題」ではなく
「仕組みと認識の問題」

として捉えています。

だからこそ、

・図面理解の共有
・判断基準の言語化
・工程設計の整理

といった、加工前の段階に力を入れています。


■最後に

同じミスが繰り返されるのは、
決して珍しいことではありません。

しかし、その原因に向き合うことで、
現場は確実に変わります。

ミスを減らすために必要なのは、

「気をつけること」ではなく
「仕組みを変えること」

です。


■こんなお悩みはありませんか?

・同じミスが何度も起きている
・原因がはっきりしない
・現場の判断にばらつきがある
・品質が安定しない

その原因は、
「作業」ではなく「認識」にあるかもしれません。


■ご相談はこちら

藤電設工業では、
図面段階・仕様整理の段階からご相談いただけます。

👉 図面なし相談も可能
👉 試作・小ロット対応
👉 最適品質のご提案

まずはお気軽にご相談ください。

SNSのCTA

▼HP

👉 図面なし相談・仕様整理のご相談はこちら
(相談ページリンク)

▼SNS

👉 最新の判断事例や現場の考え方はSNSでも発信しています
実際の事例を通して、判断のヒントをご覧いただけます。

・Instagram → 現場の判断と製造の裏側
https://www.instagram.com/fujiden1500?igsh=cm81MHVhOXlqdjNl&utm_source=qr
・YouTube → 判断の背景と考え方の解説
https://www.youtube.com/@%E3%81%B5%E3%81%98%E3%81%A1%E3%82%85%E3%83%BC%E3%81%B6/videos

News

お知らせ

お知らせ一覧